「知育玩具」と「普通の玩具」のちがいって?

乳幼児期の悩み(0〜2歳頃)
この記事は約5分で読めます。

おもちゃ売り場や通販サイトでよく見かける「知育玩具」。
「なんとなく良さそうだけど、普通のおもちゃとどう違うの?」と感じたことはありませんか?

子どもの成長にとって大切なのは、「遊びの中にある学び」。
この記事では、知育玩具と普通の玩具の違い、それぞれの良さ、そして年齢に合わせたおすすめをご紹介します。
おもちゃ選びのヒントになればうれしいです。

おもちゃ選び、どうしてる?

おもちゃ売り場に行くと、いろんな種類のおもちゃがずら〜っと並んでいて、「どれを選んだらいいの?」と悩んでしまうこと、ありませんか?

特に最近よく見かける「知育玩具」という言葉。
なんとなく「頭がよくなりそう」とは思うけど、「普通のおもちゃと何がちがうの?」と疑問に思うママやパパも多いはず。

今回は、そんな「知育玩具」と「普通の玩具」のちがいや、それぞれの良さ、そして子どもに合ったおもちゃ選びのヒントを、やさしくお伝えしますね。

知育玩具と普通の玩具のちがいとは?

まずは、ざっくりとした違いをお話しします。

知育玩具とは?

知育玩具は、「遊びながら学べる」ように工夫されているおもちゃ。
色・形・数字・文字などの認識や、指先の運動、想像力や考える力を育てることを目的に作られています。

たとえば、パズルや積み木、マグネットブロック、ひらがなカードなどが代表的ですね。

普通の玩具とは?

一方、普通の玩具は、「楽しさ」「ワクワク感」がメイン。
キャラクター人形やぬいぐるみ、ラジコンカー、おままごとセットなど、感情を豊かにしたり、ごっこ遊びで想像の世界を広げてくれます。

どちらも「遊び」の中にあるものですが、知育玩具は“学び”を意識している、という点が大きな違いです。

どっちが良い?子どもに合った選び方のポイント

「知育玩具のほうが良さそう…」と感じるかもしれませんが、実はどちらが“優れている”というわけではないんです。

子どもによって合うおもちゃはちがう

たとえば――

  • 集中するのが好きな子 → パズルやブロックでじっくり遊べる知育玩具がぴったり
  • ごっこ遊びが好きな子 → ぬいぐるみやままごと道具でのびのび遊べる普通のおもちゃが◎
  • 好奇心旺盛な子 → 音が出たり光ったりする仕掛け系おもちゃで探究心を刺激

子どもの「今、好きなこと」「よくやっている遊び」から選ぶのが、いちばんの近道なんです。

年齢別おすすめ知育玩具

それでも「何を選べばいいか分からない…」という方のために、年齢別でおすすめの知育玩具をまとめてみました。

年齢おすすめ知育玩具特徴
0〜1歳ラトル、布絵本、音が鳴るボールなど音・色・手触りで五感を育てる時期
1〜2歳型はめパズル、ビーズコースター、スタッキングカップ因果関係や指先の使い方を覚える遊びに興味が出てくる頃
2〜3歳積み木、マグネットブロック、簡単な迷路やパズル組み立てや試行錯誤を楽しめる時期に
4〜6歳ひらがなブロック、プログラミングトイ、カードゲーム言葉や数字、論理的思考を遊びながら育てる時期

年齢別おすすめ知育玩具レビュー

【0〜1歳】五感をたっぷり刺激するおもちゃ

▶ ① フィッシャープライス「バイリンガル・ラーニングボックス」

特徴:押す・回す・開ける・ひねるなどの動作で音や光が反応。英語と日本語が自然に耳に入る設計。

レビュー

最初はただ眺めてるだけだったけど、月齢が進むにつれて、自分でボタンを押したりドアを開けたり…どんどん成長が見えて嬉しかったです!音楽もにぎやかで、赤ちゃんもご機嫌♪


【1〜2歳】指先を使って「できた!」を感じるおもちゃ

▶ ② ボーネルンド「ルーピング(ビーズコースター)」

特徴:ビーズをワイヤーに沿って動かす定番の知育おもちゃ。手先の器用さ・集中力が育つ。

レビュー

カラフルでかわいい!ずーっとビーズを行ったり来たりさせて遊んでいます。集中している時は、呼びかけても返事がないくらい(笑)。木の質感がナチュラルで、インテリアにもなじむのが嬉しいポイント。


【2〜3歳】組み立てて想像力を広げよう

▶ ③ マグフォーマー(磁石ブロック)

特徴:三角・四角のピースを磁石で組み合わせて自由に形を作る。立体・空間認識も育つ。

レビュー

最初はただペタペタくっつけて遊んでいただけなのに、ある日突然「おうちできた!」と立体を作って見せてくれました。成長を感じて感動…!兄弟で取り合いになるほど人気です。


【4〜6歳】ことば・数・論理を“遊び”で育てる

▶ ④ くもん出版「くみくみスロープ」

特徴:レールやパーツを自由に組み合わせてビー玉のコースを作る。論理力・試行錯誤力アップ!

レビュー

思った通りに玉が転がらないと「なんで?」と考えてやり直す姿にびっくり。失敗しながら、少しずつ工夫していく様子は、まさに“遊びながら学んでいる”って感じです。

▶ ⑤ タカラトミー「ポケモンのひらがなブロック」

特徴:大好きなキャラクターと一緒に文字を覚えられる、遊び感覚のひらがな練習。

レビュー

ただの文字カードだと飽きちゃう子でも、ポケモンと一緒なら食いつきが全然ちがう!「これはピカチュウの“ぴ”だね〜」と親子で楽しんでいます♪

普通の玩具が心を育てることも忘れずに

「知育」と聞くと、“お勉強”のイメージが先行しがちですが、普通の玩具にも大切な役割があります。

  • ぬいぐるみやお人形 → 感情移入する力、思いやりの芽を育てる
  • ごっこ遊び道具 → 想像力や表現力がぐんぐん伸びる
  • キャラクターおもちゃ → 好きなものに夢中になる力は、成長の原動力!

知育玩具だけにこだわりすぎると、かえって子どもの「遊びたい気持ち」が押さえつけられてしまうこともあるので、バランスを大切にしましょう。

まとめ

おもちゃ選びに正解はありません。
大切なのは、「子どもが夢中になって遊べるかどうか」。

知育玩具も、普通のおもちゃも、それぞれに良さがあって、どちらも子どもの成長を支えてくれる大切な存在です。

“学びのある遊び”も、“心が動く遊び”も、どちらも大事にしていきたいですね。

迷ったら、まずはお子さんの「今、楽しんでいること」に注目してみてください。
そのヒントの中に、きっとぴったりのおもちゃが見つかるはずです

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