体調悪いけどサポートがすぐに受けられない現実

乳幼児期の悩み(0〜2歳頃)
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「やばい、今日ほんと無理かも…」

朝起きた瞬間から頭がガンガン、寒気はするし、体が重くて全然動かない。
これは完全にアウトなやつ。でも、隣ではうちの3歳児が元気全開で「ママ!おなかすいたー!」と叫んでる。

……いや、こっちは今それどころじゃないのに!

夫はすでに出勤済み。実家は遠い。
「誰かに頼りたい」けど、すぐには頼れない。
そんな状況に追い込まれた日のこと、今日は書こうと思います。

朝、体の異変に気づいた瞬間

その日は朝起きた瞬間から、明らかに体が変でした。
頭がガンガンする。寒気が止まらない。関節が痛くて立ち上がるのもやっと。
熱を測ってみると38.9度。完全にダウンです。

でも、そんな私の横で、息子はいつも通り「ママー!ごはんー!」と元気いっぱい。
夫はすでに出勤済み。両親は遠方。頼れる人が、すぐそばにいない現実に直面しました。

助けを呼びたくても、呼べない

「近くに住んでいるママ友にお願いできるかな…?」
そんな考えもよぎりましたが、朝から突然「預かって」と頼めるほどの関係ではなく。

地域の一時保育やファミサポなども頭に浮かびましたが、
事前登録が必要だったり、すぐに使えない制度ばかり。

結局、私はフラフラのまま、なんとかごはんを用意し、
テレビをつけて、少しでも息子の気を引きながら耐えることに。

倒れても、休めない現実

少し横になるだけで、「ママー!遊ぼー!」と引っ張られる。
体は動かないのに、気力だけでなんとか子どもを見守る。
「このまま倒れたら、この子はどうなるんだろう…」
そんな不安が、頭の中で何度もよぎりました。

親も人間。体調を崩す日がある。
だけど、そのときに誰にも頼れないという孤独は、本当にしんどいものでした。

制度はあっても「今」は助けてくれない

育児支援の制度はある。けれど、
「今すぐに助けて」というタイミングには対応できないことが多いのが現実です。

急な発熱、急な体調不良。
こうした“非常時”こそ、本当のサポート体制が必要なのでは?と痛感しました。

小さな助け合いが、大きな安心になる

この経験をしてから、私は思いました。
「自分が元気なときには、誰かの助けになりたい」
「近所のママ友が困っていたら、気軽に声をかけられる自分でいたい」と。

親がひとりで頑張らなくていい社会。
ちょっとの声かけや手助けで、救われる親子がたくさんいる。

私のように、孤独の中で耐えた人が、少しでも報われる社会になりますように。

対応策の例

✅ 事前に「使える支援」を確認・登録しておく

  • ファミリー・サポート・センターへの登録
  • 一時保育施設の利用申請・見学
  • 地域の子育て支援センターや相談窓口を調べておく

✅ 近所のママ友と「お互いさまリスト」をつくる

  • もしものときにお願いできる・される関係を作る
  • LINEグループやメモ帳に「連絡OKな人」を記録

✅「困ったときに頼める人」を一人でも増やす

  • 子育てイベントや地域の交流会で顔見知りを作る
  • 挨拶を交わすことから、少しずつ関係を築く

✅ 家庭内での非常時マニュアルをつくる

  • パートナーと「自分が倒れたときどうするか」を話し合っておく
  • 買い置きや簡単な食事メモなどを準備しておく

まとめ

今回のように、体調不良など突発的な状況に見舞われたとき、
「誰にも頼れない」と感じるのは、とてもつらく、孤独なことです。

でも、本当は、親だって「助けて」と言っていい。
むしろ、それができない環境こそが問題なのだと思います。

子育ては一人では無理です。
「頼れる仕組み」「声をかけられる関係性」が、もっと日常の中にあってほしい。
そんな願いを込めて、私の体験を書きました。

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