子どもを怒鳴らずに伝えるコツ

幼児期の悩み(2〜6歳頃)
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「何回言ったらわかるの!」

そんなふうに、思わず怒鳴ってしまった後で、自己嫌悪に陥ったことはありませんか?

私はあります。何度も、何度も。

「叱る」と「怒る」は違うって頭ではわかっていても、うまく伝えられないときってありますよね。

この記事では、子どもにやさしく伝える「しつけ」の考え方や、わが家でうまくいった叱り方・ルールの伝え方をご紹介します。

あなたとお子さんの毎日が、少しでも笑顔に近づきますように。

しつけは「伝えること」から始まる

しつけ=厳しく叱ること、と思いがちですが、本当に大切なのは「どうやって伝えるか」。

子どもが守れなかったときに、ただ怒るのではなく「なぜそれがダメなのか」をわかりやすく伝えることが大切です。

たとえば、危ない行動をしたときは、 「ダメ!やめなさい!」ではなく、 「そこは車が通るから危ないよ。止まってね」と言い換えるだけで、子どもも納得しやすくなります。

叱る前に、まず気持ちを受け止める

子どもが言うことを聞かないときって、たいてい何かしら気持ちが乱れているとき。

そんなときは、まず「気持ちを代弁する」のが効果的です。

「もう帰るの嫌だったんだね」 「まだ遊びたかったんだよね」

こうして子どもの感情に寄り添うだけで、心が落ち着いて話を聞ける状態になっていきます。

叱るのはその後で大丈夫。先に気持ちを受け止めてあげることが、実は一番の近道かもしれません。

わが家でうまくいった“やさしいルール”の伝え方

私の家では、ルールを「ポスター」にして貼ったり、ぬいぐるみと一緒にお話ごっこをしながら教えたりしています。

「ごはんのときはおもちゃをしまう」 「おやつは1日1回まで」

など、シンプルでわかりやすく、守れる内容にするのがポイント。

とくに効果的だったのは、“ルールを一緒に決めること”。

子どもが自分で決めたルールには、自分から進んで従おうとしてくれるようになります。

それでもうまくいかない日は、自分に優しく

しつけに正解はありません。

思わず怒ってしまった日も、「ダメなママ(パパ)だ…」と責めなくて大丈夫。

大人だって完璧じゃない。

大切なのは、伝えたい気持ちがあるということ。

「今日は疲れてたな」「次はこう言ってみようかな」 そう思えるだけで、子育てはちゃんと前に進んでいます。

最後に

子どもへのしつけは、優しさと根気の積み重ね。

感情的になる日もあって当然だけど、気持ちを伝えようとするその姿が、ちゃんと子どもに届いています。

毎日はうまくいかなくても、きっと大丈夫。

この記事が、あなたの心に小さな安心を届けられたらうれしいです。

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