「もう何を言っても“イヤ!”しか返ってこない…」「さっきまで笑ってたのに、急にひっくり返って泣き出した…」
3歳前後の“イヤイヤ期”って、本当に試練の連続ですよね。とくにワンオペでの子育て中は、ちょっとした一言で涙が出そうになるほど心がすり減ることも。
こんにちは、あやこです。私も今、まさにイヤイヤ真っ只中の3歳男児を育てながら、毎日「どの言葉なら届くんだろう…?」と悩みながら向き合っています。
この記事では、**「イヤイヤ期 声かけ 例」**というキーワードをもとに、「この言い方なら効いたよ!」「これ、逆効果だった…」という体験をリアルにまとめました。
ひとりで頑張るママ・パパに、ちょっとでも「私だけじゃなかったんだ」と安心してもらえたら嬉しいです。
イヤ!」しか言わないときの声かけ例と心の持ち方
「〇〇して」と言うたびに「イヤ!」の嵐…
朝の支度に、ご飯に、お風呂に…日常のすべてが“交渉ごと”。お願いするたびに「イヤ!」と返ってくると、こっちもついムキになってしまいがちですよね。
✅こんなときの声かけ例
- 「お着替えして」→
→「そっか、まだ遊びたいよね。じゃあ、あと3分でおしまいって言うから、それからお着替えしようか」 - 「ごはん食べて」→
→「ママも一緒に“いただきます”しよっか。せーの!」 - 「お風呂入ろう」→
→「〇〇くんが一番に入ってくれたら、ママも助かっちゃうな〜♪」
❌逆効果な対応・NGワード
- 「いいかげんにして!」
- 「なんでそんなにワガママなの!」
- 「じゃあもう知らない!」
つい感情的になって口から出そうになるこれらの言葉…。でも、子どもにとっては「ママに拒絶された」と感じることもあるんです。
💡ちょっとした心の持ち方
「イヤ」は、自分で選びたい、自分の気持ちを伝えたいという成長の証。
その言葉の裏側にある“小さな自我”を認めてあげることが、ママの心を軽くしてくれるかもしれません。

こっちだって“イヤ”って言いたいよ〜!全部私が言わなきゃ動かないの、つらいよ…
思い通りにならないと泣き叫ぶときの対応
スーパーで泣き崩れる…人目も痛いし、どうしたらいいの?
お菓子が欲しい、抱っこしてほしい、もっと遊びたい…。思い通りにならないと地べたに寝転がってギャン泣き、なんてことも。
✅そのときの声かけ例
- 「買えないよ」→
→「ママも〇〇くんみたいに泣いちゃおうかな〜〜!うわーん!」(ちょっとおどけて気をそらす) - 「もう行くよ」→
→「あのね、おうち帰ったらジュースあるよ♪そっちにしよっか?」 - 「泣かないで!」→
→「泣きたいくらい悔しいんだね。ママ、わかるよ」
❌NGワードや対応
- 「泣くなって言ってるでしょ!」
- 「うるさい!もういい!」
- 「恥ずかしいからやめて!」
“恥ずかしい”のは大人の都合。でも子どもは必死なんですよね。外の目を気にするあまり、子どもの気持ちを否定すると、余計にパニックになることも。
💡心の持ち方のヒント
一呼吸おいて「これは“成長の壁”にぶつかってるサイン」と考えるだけで、ママの気持ちに少し余裕が生まれます。泣き止ませることが目的じゃなく、**「気持ちを受け止めること」**がゴールです。
“ママいや!”“パパがいい!”の言葉に傷ついたとき
一番がんばってるのに、どうしてそんなこと言うの…?
寝かしつけようとしたら「ママいや!パパがいい!」って拒否。
それ、地味に…いや、めちゃくちゃ傷つきますよね。わかります。
✅このときの声かけ例
- 「ママいや」→
→「パパが大好きなんだね。ママもパパのこと好きだよ」 - 「パパがいい」→
→「今日はパパが一緒に寝る日かな?じゃあママは応援団〜♪」
❌逆効果な反応
- 「じゃあママはもう知らない!」
- 「ママのどこがイヤなの!?」
- 「毎日頑張ってるのに…」←気持ちはすっごく分かるけど、ここはグッと飲み込もう…
💡心を保つためにできること
“イヤ”という言葉の裏にあるのは、「甘えられる相手への安心感」や「わがままを言っても許される信頼関係」。そう考えると、少しだけ見え方が変わるかもしれません。
読者へのメッセージ
あなたは、今まさに目の前のイヤイヤに真正面から向き合ってる。
それだけで、本当にすごいことです。
子どもは自分の感情をうまく言葉にできなくて、全力で「イヤ」をぶつけてきます。
でも、そこで踏ん張って、泣きたい気持ちを抑えて、笑って返そうとしてるママ・パパたち。
あなたは、毎日ほんとうに頑張っています。
完璧じゃなくていい。
うまくいかない日があって当然。
「無理なときは深呼吸して、お茶でも飲んで、5分だけでも自分に優しくしてあげてくださいね」

まとめ
イヤイヤ期は、子どもの“はじめての反抗期”。でもそれは、自分を確立していくための大切なプロセス。
シーンごとの声かけ例をいくつかご紹介しましたが、大事なのは「相手の気持ちを否定しないこと」そして「ママ・パパ自身が潰れないこと」。
子どもの成長を支えるのは、ママ・パパの笑顔です。
だからどうか、自分に優しくいてくださいね。

今日も“イヤ”ばっかりだったけど、最後に“ぎゅー”ってしてくれて…あれで全部報われた気がした。
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