「また今日も泣いてる…どうして泣き止まないんだろう。」
わが子の泣き声に耳も心も疲れ果てていたあの日々。昼夜問わず続く泣き声に、何度も「もう無理…」と心の中でつぶやきました。
この記事では、泣き止まないわが子に悩んだ日々を振り返りながら、同じように悩みを抱えるママ・パパたちに少しでも寄り添えたらと思い、綴ってみました。読むことで、「あ、自分だけじゃないんだ」と、ほんの少しでも心が軽くなるような、そんな時間になれば嬉しいです。
泣き声の意味がわからなくて、ただただ不安だった日々
「お腹がすいた?」「オムツ?」「暑い?寒い?」
泣き止まない赤ちゃんを前にして、考えられることは全部やっても泣き止まない…。そんな時って、本当にどうしたらいいのかわからなくて、ただただ不安になりますよね。

「泣きやませなきゃ」
「泣き止ませられない私は母親失格かも…」
そんな風に自分を責めてしまったこと、何度もありました。
でも、赤ちゃんの泣き声は「生きている証」であり、コミュニケーションの手段なんですよね。そう頭では分かっていても、感情が追いつかないのが現実。自分のせいじゃないのに、自分を責めてしまう。これ、本当に多くの親が通る道なんです。
夜中に続く泣き声と、孤独感
一番つらかったのは、夜中でした。
日中の疲れがたまった体で、何度も起こされ、眠れないまま朝を迎える。世の中は静まり返っているのに、自分だけが泣き声の中で目を覚ましている。その孤独感に押しつぶされそうになったこともありました。

「もう誰か助けて…」
「泣き止んでほしいだけなのに…」
そう思いながら、暗い部屋で揺れる寝かしつけのリズムに、自分の心も揺られていました。
夜が怖くなったこと、ありますか?
私はありました。でも、今思えば、それは私が「ちゃんと向き合っていた証」でもあるんですよね。
「泣き止まない」ことに正解を求めすぎていた私
育児書やネット記事、SNSで見かける「〇〇すれば泣き止みます!」という情報にすがったこと、何度もありました。
でも、それで泣き止まないと、「なんでうちの子は…?」って、また自分を責めてしまう。
あるとき、ふと思ったんです。

「うちの子は、うちの子のペースがあるんだ」
完璧な答えなんて、子育てにはないのかもしれない。泣きやませようと頑張るよりも、「泣いてても、そばにいるよ」って姿勢の方が、子どもの心に伝わるのかもしれないなって。
読者のあなたへ——あなたはもう、頑張ってる
もし今、夜中の泣き声に耐えながら、この記事を読んでくれているあなたがいたら、どうか自分を責めないでください。
赤ちゃんが泣き止まないと、自分のせいのような気がしてくるけれど、そうじゃない。泣いているのは、信頼してるから。安心して感情を出せる場所が「あなた」だからなんです。
「大丈夫。今日もよく頑張ったね」
「ひとりじゃないよ。あなたと同じように悩んだ人、ここにもいるよ」
誰かにそう言ってもらえたら、どれだけ救われたか…。だからこそ、今あなたに伝えたいんです。
まとめ:泣き止まない日々の先にある、少しずつの変化
泣き止まない日々は、終わりが見えなくて、とても長く感じます。でも、ある日ふと気づくんです。
「あ、泣く時間が減ってきたかも」
「泣き方が少し変わってきたかも」
そうして、少しずつ少しずつ、育児は変わっていきます。
その間に、あなた自身も確かに成長しているんです。
今日も泣いた。あなたも泣いたかもしれない。でも、それでいいんです。
あなたは、ちゃんと向き合っている。愛している。それだけで、十分です。
最後に、こんな言葉を贈ります。
「完璧な親なんていない。でも、あなたは今日も、世界でたったひとりの、あなたの子どもにとっての“最高の親”です。」
どうか、あなたの心が少しでも軽くなりますように。